• 経済産業省「高濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物等の発見事例」について

  • 2021-11-4
  • 高濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物等の発見事例について、環境管理推進室より周知依頼が参りました。
    <背景>
    人体に有害な物質である、ポリ塩化ビフェニル(PCB)は自家用電気工作物だけではなく、照明器具の安定器、X線装置(医療用・分析用)、昇降機(エレベーター、エスカレーター)、溶接機等に内蔵されているコンデンサーに含まれている可能性があります。環境省より、自治体による掘り起こし調査等を通じて、見つけにくい場所でのPCB発見事例をまとめた事例集を改訂した旨連絡がございましたのでお知らせします。

    PCBについて>
    PCB(ポリ塩化ビフェニル)とは
    PCBは電気機器(変圧器・コンデンサー)用の絶縁油、蛍光灯用の安定器、塗料や感圧複写紙等、様々な用途に利用されていました。現在は新たな製造が禁止されています。PCBは脂肪に溶けやすいという性質から、慢性的な摂取により体内に徐々に蓄積し、様々な症状を引き起こすことが報告されています。
    PCBの処分義務
    PCBを含む製品や廃棄物は、その濃度と地域毎に定められた処分期間内に、専用の処理施設へ処理委託を行うよう義務付けられています。(下部、パンフレットURL参照)特に北海道事業エリア、東京事業エリア、豊田事業エリアの24都道県は今年度末に変圧器・コンデンサー等の処分期限を迎えます。

    PCB早期処理サイト(環境省HP)
    パンフレット(環境省HP)
    事務連絡:高濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物等の発見事例の提供等について 
    【別添1:令和3年度10月版】掘り起こし調査等における高濃度PCB廃棄物・機器の発見事例
    【別添2:令和3年度10月版】計画的処理完了期限後に発見された継続保管事例